駅近の賃貸物件に住むメリット・デメリットや駅近の定義についてご紹介!
お部屋探しをしている方で、駅近の賃貸物件を魅力的に感じている方も少なくありません。
駅近で徒歩何分と広告にあっても、実際に行ってみると想像より遠く感じることもあります。
今回は、駅近の賃貸物件について、駅近および徒歩何分の定義や住むメリットとデメリットをご紹介します。
駅近の賃貸物件に住むなら知っておきたい駅近・徒歩何分の定義
駅近に明確な定義はありませんが、徒歩10分以内の物件は駅近と表現される傾向にあります。
不動産広告においては徒歩1分=80mで計算する決まりがあるため、徒歩10分すなわち物件から駅までの距離が800m以内だと駅近と言えるしょう。
ただし、この1分=80mは信号や踏切、勾配などを考慮しない単純な道の長さなので、道路環境によって実際の所要時間は異なります。
歩行速度も個人差があるため、1分で歩ける距離が80m未満の場合はより時間がかかってしまう点も注意が必要です。
駅近の賃貸物件に住む3つのメリット
駅近の賃貸物件に住むメリットの1つ目は、電車移動がしやすくなり通勤・通学などの移動時間を短縮できる点です。
通勤・通学は毎日のことなので、移動時間が5分でも短くなればトータルで大きな時間を節約できることになります。
2つ目は、駅の周りには商業施設が集まっていることが多く、買い物や外食に便利な点です。
コンビニなども徒歩数分の距離にあるので、昼夜を問わず気軽に買い物や飲食ができる点は大きな魅力と言えるでしょう。
3つ目は安全性で、人どおりがあり明るい駅の近くの賃貸物件であれば、夜道を一人歩きする危険性も軽減されます。
駅近の賃貸物件に住む3つのデメリット
駅近の物件は、利便性の高さなどメリットも多い一方でデメリットもあります。
まず1つ目が騒音であり、駅近ゆえに電車の音も大きく、通過音や踏切の音などに悩まされる可能性があります。
また、大きな駅だと車や人の往来による音も聞こえるため、静かに暮らしたい方にはあまり向いていません。
2つ目は、建物が密集しがちなため日当たりや眺望が良くないお部屋が多い点です。
日当たりの悪さゆえに洗濯物が乾きにくく、日中でも室内が薄暗い可能性があるほか、隣接する建物から自室が見えてしまうリスクもあります。
デメリットの3つ目は、駅近で利便性が高い物件はそれだけ家賃も高額な傾向がある点です。
駅から徒歩5分以内にある物件は、より駅に近く便利な分、相場よりも家賃が1万円ほど高く設定されていることも多く見られます。
まとめ
駅近に厳密な定義はないものの、駅からおおよそ徒歩10分以内の賃貸物件のことを駅近物件と呼ぶケースが多いようです。
駅近は利便性が高い一方、家賃が高価なことや騒音のリスクもあるため、お部屋探しの際は優先したい条件を整理して慎重に検討しましょう。
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