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空き家を売却するタイミングは?相場や築年数からご紹介

空き家を売却するタイミングは?相場や築年数からご紹介

住み替えに伴って、前の家が空き家になってしまったり、相続によって空き家を取得したりする可能性もあります。
住むつもりがない空き家は早めに売却してしまいたいところですが、タイミングはいつが適しているのでしょうか。
今回は、相場と築年数の観点から、空き家の売却に適したタイミングについてご紹介します。

空き家を売却する際の相場から見たタイミング

不動産の相場は常に一定ではなく、時と場合に応じて変動します。
そのため、売却する際にはその時点での相場を調査しておく必要があります。
売却のタイミングを見極めるためには、国土交通省が発表している不動産価格指数も参考にすると良いでしょう。
この指数は不動産価格の動向を示しており、現在は上昇傾向にあります。
しかし、この傾向が下降に転じると、不動産の価格が下落する可能性が高いため、そのタイミングで売却すれば値下がりを回避できるかもしれません。
ただし、不動産価格指数が高いからと言って必ずしも物件が高く売れるわけではありません。
適切な売却価格を知りたい場合は、インターネットで相場価格を確認したり、地価情報や固定資産税評価額をチェックしたりする方法があります。

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空き家を売却する際の築年数から見たタイミング

空き家などの不動産を売却する際には、築年数が重要な条件となります。
築年数は買い手の興味を引くかどうかだけでなく、査定額にも大きな影響を与えます。
法定耐用年数を基準にすると、木造一戸建て住宅の場合は約22年で建物の価値が低下します。
したがって、築年数が古い物件ほど査定額が低くなる傾向があります。
中古物件の平均売却価格も、築年数が古くなるほど減少します。
たとえば、築10年程度の一戸建て住宅は、新築価格の約半額で売却できる可能性があります。
築15年では、新築価格の約2割になりますが、その後の価格下落幅は比較的緩やかです。
また、中古住宅を購入して住宅ローン控除を利用する場合、建物の築年数が約20年までとされています。
買い手の負担を考えると、この期限までに売り出すことが買い手を引きつけるのに役立つでしょう。
ただし、築年数が古い物件でも、駅から近い場所や人気のあるエリアに位置している場合は、価格が比較的下がりにくいこともあります。
したがって、物件の場所や築年数を考慮して、売却のタイミングを慎重に検討することが重要です。

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まとめ

空き家を売却する際は、相場の変化や築年数からタイミングを考えることが大切です。
不動産価格指数の変化や法定耐用年数による価値の変化は、重要な指標となります。
ただし、時間を置くほど価格が下がっていく場合が多いため、注意しましょう。
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