不動産買取の流れとは？準備から売買契約締結の前後まで解説！

不動産の売却方法には、不動産会社が媒介する買主を探す仲介と、不動産会社が買主となる買取の2つがあります。
仲介のほうが一般的な方法であり、買取については流れがよくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産買取の流れについて、事前準備・売買契約締結前・売買契約締結後の3段階に分けて解説します。

不動産買取の流れ①事前準備

不動産買取の事前準備は、登記済権利証や固定資産税納付通知書などの必要書類を揃えておくことから始まります。
必要な書類が手元にない場合は再発行しなければならないため、早めに事前準備を始めましょう。
必要書類が揃ったあとの流れは、価格相場の確認と査定依頼と続きます。
売却したい物件はいくらで売れそうなのか相場を確認しておくと、より適正な価格での買取が可能になるでしょう。
そのあとおこなうのは、不動産会社に実際の買取価格がいくらになるのかを具体的に調査してもらう査定依頼です。
査定には、オンライン上でおこなう簡易査定と、実際に物件を見て確認する訪問査定があります。

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不動産買取の流れ②売買契約締結前

査定をおこなった結果から、実際に売買契約を結ぶ不動産会社を決定します。
なお、不動産買取においては、査定価格がそのまま買取価格となる場合が多いです。
売買契約締結前には必ず買取条件の確認が必要ですが、不明な点は些細なことでも必ず問い合わせて確認しましょう。
価格や引き渡し日にくわえて、不用品の処分はどうするかなど細かい条件までしっかり詰めておく必要があります。
なお、事前準備で必要書類はだいたい揃っているはずですが、新たに必要書類がないかどうかも確認しておきましょう。
条件を確認し、売主と買主双方の合意が得られれば売買契約を結びますが、このとき売買金額の5％から10％ほどの手付金が支払われます。

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不動産買取の流れ③売買契約締結後

売買契約締結後は決済と引き渡しの流れになり、足りない書類があれば準備し、引っ越しや公共料金の精算を済ませておかなければなりません。
決済と引き渡しは、一般的には銀行など金融機関でおこなわれ、売主は手付金以外の売却金額を受け取り、鍵や必要書類を不動産会社に引き渡します。
当日に必要書類を忘れてしまうと、決済をおこなえなくなってしまうため、忘れ物がないように気を付けましょう。
ただし、買取は決済と引き渡しが無事に済めばそれで終了というわけではありません。
確定申告が必要かどうかをチェックし、もし必要であれば買取の翌年に確定申告を忘れずにおこないましょう。

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まとめ

不動産買取に必要な準備は、必要書類の準備と相場の確認、査定依頼です。
依頼する不動産会社と納得できる買取価格が決まったら、条件確認ののち売買契約を結びます。
その後は決済と引き渡しが続き、翌年に確定申告をおこなうまでが不動産買取の流れです。
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