賃貸の更新で断られるケースはどのようなものかをご紹介!
賃貸物件に住んでいる方は必ず2年に1度など定期的に更新の時期がやってきます。
その更新のタイミングで更新を断られてしまったという方も少なからずいるのではないでしょうか。
今回は、賃貸物件で更新を断られるのはどのようなケースなのかをご説明していきます。
賃貸物件の更新を断られた際に確認することとは?
賃貸物件の更新のタイミングで大家さんに断られてしまった場合は、契約書をまず確認してください。
賃貸の契約には2種類あります。
1種類目が定期借家契約です。
この契約では一定期間のみ借家として大家さんが貸したいという希望で出している物件で、期間終了後は基本的には更新はできません。
大家さんが何らかの理由で一定期間だけ貸しているので、その期間が終わったら大家さんが別の用途で使用するからです。
2種類目は普通借家契約です。
この契約は基本的には更新できます。
合意更新であればお互いの合意があれば更新可能であり、法定更新なら自動的に更新されます。
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賃貸物件の更新を断られるケースについて
更新を高確率で断られるケースは次の3つです。
1つ目は住人が債務不履行をした場合です。
騒音など他の部屋の住人から文句が来て、トラブルをよく起こすといった迷惑行為をした場合は更新を断られることがあります。
2つ目はその建物が劣化している場合です。
大家さんが住人の契約終了に伴って、建物を修理することを決めている場合は、更新を断られることがあります。
3つ目は大家さんが立ち退き料を住人に払う場合です。
大家さんの都合で退去してほしい場合に支払われるお金のことです。
立ち退き料の話が出た場合も更新を断られることがあります。
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賃貸物件の更新を断られたときの対処法
賃貸物件の更新を断られてしまった対処法としては、まず大家さんになぜ更新できないのかを確認しましょう。
正当な理由がある場合は部屋を出ないといけませんが、正当な理由がなく、更新を断られる場合は大家さんに確認してください。
1人では対応が難しい場合は弁護士などの専門の方へ相談しましょう。
住人がその物件でないといけない理由がとくにない場合は、立ち退き料を大家さんと相談して退去することも検討してください。
立ち退き料の相場は家賃の6か月分です。
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まとめ
賃貸物件の更新は契約にもよりますが、基本的には更新できます。
ただ、契約内容や、住人の生活状況にもよって大家さんから断られて更新できないこともあるので更新ができない場合の対処法を確認して大家さんに相談するようにしましょう。
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