オフィスに仮眠室を設けるメリット・デメリットとは?運用ルールも解説の画像

オフィスに仮眠室を設けるメリット・デメリットとは?運用ルールも解説

オフィスに仮眠室を設けるメリット・デメリットとは?運用ルールも解説

賃貸オフィスに入居する際には、どのような設備が必要か見極める必要があります。
もしスタッフから仮眠室の設置リクエストがあった場合、設置するとどのようなことが起こるか把握しておくことが大切です。
そこで今回は、オフィスに仮眠室を設けるメリット・デメリットと、仮眠室の運用ルールや設置時のポイントを解説します。

オフィスに仮眠室を設けるメリット・デメリット

疲労の蓄積や睡眠不足で眠気が残っている場合、仮眠室で短時間の睡眠を取るとその後の生産性がアップする点がメリットです。
仮眠室があるとワークエリアで椅子に座って休憩するよりも効率よく心身を休ませられるため、休憩の質が上がることもメリットとなります。
ただし、仮眠時間を長く取り過ぎた場合には、仕事が終わらず残業が多くなり、かえって心身の不調につながりやすくなる点はデメリットです。
このほかにも、最適な仮眠時間の目安となる15~30分を超えて睡眠を取ると、眠気が増したりぼんやりして集中力が下がったりするなどのデメリットが考えられます。

▼この記事も読まれています
賃貸オフィスの選び方!選ぶ際の希望条件や注意点をご紹介

オフィスに設置した仮眠室の運用ルール

限られたスペースの仮眠室を多くのスタッフに利用してもらうためには、利用時間の上限を運用ルールに盛り込みましょう。
生産性アップにつながる仮眠時間は30分程度となることから、30分以内での予約制とするのがおすすめです。
また、決められた仮眠時間を守るためにアラームをセットするのが一般的ですが、業務に支障が出ない音量のルールも定めてください。
音で時間をしらせるアラームではなく、バイブレーションで起こしてくれるアイマスクやリストバンドを活用しても良いでしょう。
さらに、仮眠ベッドを清潔に使用するための運用ルールを決めることも大切です。
枕はそれぞれのハンカチやタオルでカバーするほか、使用後の除菌スプレーの徹底や毛布の整理整頓も運用ルールに入れましょう。

▼この記事も読まれています
賃貸物件入居時に加入する火災保険の種類とは?補償範囲も解説!

オフィスに仮眠室を設ける際のポイント

オフィスのなかに仮眠室を設ける際には、業務スペースで働く方と仮眠室で眠る方の両方が安心できるスペース作りがポイントです。
具体的には、それぞれの音が邪魔にならないように個室ブースを設置したり遮音パネルを置いたりすると良いでしょう。
また、単にベッドを置くだけではなく、仮眠室では眠りやすい環境を整えることもポイントです。
軽い睡眠を促すにはベッドよりもリクライニングソファのほうが適していることから、導入を考えてみてください。
強すぎる光も睡眠の邪魔になるため、光量の調節をしたりアイマスクを常備したりすることも大切です。
仮眠室のなかに雑音が入ってしまう場合には、川の音や雨の音などの環境音を流して雑音を消すこともおすすめです。

▼この記事も読まれています
賃貸物件を借りるときに必要な初期費用とは?相場などもわかりやすくご紹介

まとめ

オフィスに仮眠室を設けると生産性があがるメリットがある一方、仮眠時間が長くなり残業が増えるデメリットがあります。
仮眠室を設ける場合には、睡眠時間・アラーム音量・清潔さに関する運用ルール作りが大切です。
仮眠室作りでは、遮音性を高めるなど、仮眠室設置のポイントもチェックしてみてください。
広島市の不動産情報は株式会社K-1クリエイトがサポートいたします。
不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。